LIONさん最終発表
昨日、ライオンさんに最後のプレゼンとして
それぞれ100年後の未来を想定して提案を行いました。
最初はキリンさんチームで
・指パッチンでご飯が出てくる
・亡くなった大事な人が出てきてご飯を一緒作って食べる
というもので、
もう会えない大切な人と料理を作ることで
絶望を感じている人に立ち直ってもらうというものでしたが、とても優しさを感じることが出来るものだなと思いました。
FBでライオンさんの方が
長年一緒にいる奥さんの昔の料理を食べたいと仰っていたのが印象的でした。
2番目はteam COWで
家具に気持ちを持たせて親友になり、
掃除をさせる環境を作るというもので、
しばらく掃除をしなくて部屋を散らかったままにしておくと椅子などが悲しんでしまうので、
掃除をしようという気を起こさせるものでした。
また、家具にその持ち主の性格や行動も監視させることで恋人探しのマッチングとしても使用できるとのことでした。
親友が家具となると、今以上にものを大切にしたり、見られているという意識から家庭内暴力や相談相手がいることでうつ病なども減ったりするかもしれないと思いました。
3番目は私たちのCocoaで
磨かない歯磨きとして、日常から水のような感覚で「MiTE」という飲み物を飲み、
歯と腸を綺麗にするというものでした。
また、このMiTEのカフェで新作として出して特別感を出せたらなと思っていましたが、
印象に残ったFBとして
・日常的に飲む水のようなものをわざわざスタバなどのカフェで飲むのか?
・飲む時に隅々まで綺麗にする為に口の中でグチュグチュするのか、それを飲み込むのはユーザーにとってどうだろう、
・飲むときに、歯の間に詰まったものは取れるのか、
・100年後の食事がどうなっているのかについても考えてみては
とのことなどを、頂きました。
話し合いの時にもう少し色々な過程を想像しながら、ユーザーの気持ちをリアルに考えながら進めることが出来たら良かったと思いました。
ユーザーの気持ちをよりリアルに考える方法として一旦ムービーを作ってみるというのもありました。
4番はOBOBで
自分の指から体調など測定し、グミのようなもので体の栄養を全てを補えるというもので、洗い物をそもそも作らないというものでした。このグミはハンバーグなど食べたいものの食感、視覚なども自身の経験から再現できるもので、外食は特別な場としてまだ在るという設定でした。
また、家で食事という習慣がなくなるので
キッチンやシンク、電子レンジ、冷蔵庫、食器など食べ物に関わる全てのものが家に必要なくなるので家の形状も変わるのではないかという予測もありました。
栄養の測定が簡単にできて補って貰いながら自分ではカロリーを気にせず好きなものを選べて食べられるというのは幸せなことだと感じました。
また、VRのようなもので食べ物はグミのようなものなのに別の食感と味がしているのは実現すると、人間は操作次第で自由自在なのかと思いました。
想像がつかない程遠い未来について考えるというのは発想が飛躍することが多く、とても難しく思いました。
私たちのチームは、価値を取り入れようとしすぎたり、正解を求めようとして考えがまとまらない時間が長かった気がしました。
また、ペルソナを作ることが出来ず、
ユーザーの気持ちを考え、何が変化して何が変化しないのか想像力を働かせてもっと柔軟に考えることが出来たらよかったのかなと思います。
提案などをされたときただ受け止めて凄いと思うだけではなく、ユーザーの気持ちになって、違和感を感じとれるようにならないといけないと思いました。
私たちのこれらの提案は会社の資産などが関係していないので、自由に発想ができますが、
もっと制限や思いがあったりすると、配慮しなければならないことがあったりしてとても難しいそうでした。
ライオンさんの社員さんで、実際に商品開発をしている方は商品開発について、
様々な苦労があり、300ほどの提案を一気に出して、そこから選ばれたり、考え直したりして試行錯誤し、企画が流れるかもしれないという状況下も経験した中で、実際に商品陳列に自分の商品が並んだ時はほんとに嬉しかったとのお話を聞いて、とてもリアルに感じました。
様々なことを実感出来た経験だったので、
これからどんな就職先に入社しても全力で取り組み、試行錯誤しながら成長していきたいと思いました。